学生議会 事務局
開催日 2004年 8月 4日(水)
場所 上田市役所 6階 議場
学生のまち上田推進事業実行委員会の風景です。
4大学の学生有志が集まって上田市に対して考えている疑問や提案など最初に出してもらいました。

上田市の出前講座で上田市の
財政について学習会を開きました。

結構難しいお話でしたが、上田市の財政について全く知らなかったのがここでようやく少しわかるようになりました。
上田市の出前講座で第2回目の学習会を開きました。2回目は上田市の第3次総合計画についてです。

学生からは始めて総合計画を読んで何でこんな事業が必要なのか、この事業はどこまですすんでいるのかなどの質問が出されました。
自分が日頃思っている疑問や提案を、2回の学習会や大学で学んだことを活かしながら質問書を作り上げました。

「ここはこういう風に質問したらどうだろう?」
「いや、それだと質問内容が伝わりづらいんじゃないかなぁ」
と、いったような会話がされています。
実行委員会のメンバーと上田市長との初対面です。
みんな緊張した面持ちです。

しかも、テレビ局がきてる〜!!
リハーサル中です。

学生議長!!

本当に練習でも壇上は緊張します。
8月4日
本番です。

議長が登壇して学生議会が始まりました。
 学生議会は市議会と同じ形式で行われました。学生議員30名と、市は理事者が全員出席して開催しました。

上田市の理事者側も答弁会議を開き答弁書が準備されました。

学生は自分の質問を読むときはとても緊張したようです。
しばし休憩。昼食です。

「登壇した時足が震えて緊張した〜」

「どうしよ次自分の番だ緊張する。」

「俺は余裕だったよ!」

みたいな話がされていました。
 議場での質問と答弁が終わると、二つの会場に分かれて委員会のようなスタイルで懇談会が開かれました。

 右の写真の会場は市政全般についてでした。話題は中心市街地活性化のことや、上田交通別所線の存続問題について、観光についてが主に話し合われました。
 「先程、私が行った質問についてもう一度質問させてください!」


 議場では市議会であるような再質問が時間の都合上ありませんでした。そのためこの懇談会の場で、議場で聞けなかったことも学生から質問が出ました。
 右の写真の会場は教育、
 農業、福祉等の会場です。

 この会場では、総合的な学習時間についてや、観光スポットでの福祉的配慮が十分にされていない部分もあるなどの市への指摘などもありました。
 学生がした質問に対して市の職員のかたもわかりやすく答えていただきました。

「でも、まだ納得しないんだよな〜」

というような声もありました。
 学生議会は今回が初めてでした。不自由な点がまだまだあったと思いますが、来年、再来年も学生が市政に対して意見できる場を残していきたいと考えています。



学生のまち上田推進事業実行委員会 一同
 平成15年に上田市内の4つの大学で行われた市長夢講義がきっかけとなって学生議会は開催されました。

 上田市には4つの大学、短大があり、その学生数を足すと約4000人になります。上田市約12万人(平成16年)の人口の約3%ぐらいの人数です。12万人規模の都市で学生がこれだけいるところは全国的にも少ないのではないでしょうか?

 これだけ学生がいるのだから学生の意見を行政に聞いてもらいたい。できれば学生の声を市政に反映してもらいたいという思いがあり今回の学生議会は開催されました。

 学生議会の開催は実行委員会形式で進められました。実行委員会は上田市内の信州大学繊維学部、長野大学、上田女子短期大学、長野県工科短期大学校の学生有志で構成され活動を行いました。

 不十分ながら上田市について学習をしたり、当日に向けて質問書を作成したりと有意義な活動を行うことができました。